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滋賀県 水口城(復元櫓)みなくちじょう/別名 碧水城(へきすい)

滋賀県甲賀市(旧水口町) :現在たっているのは 復興目的で戌亥櫓を復元して建築されたものだそうです

また、館内の方の説明によると 明治に廃城となった際に民家などへ払い下げられた材木(梁)をこの櫓復元の際に、民家もちょうど建て替えする時だったので寄贈されたそうです。※櫓の内部にある梁の一部に古いものが数本見ることができます。また展示物にも寄贈されたものが多数ありました。ご近所の方の熱意がつたわってきますね。

国道一号線からすぐに立ち寄れる滋賀県水口城

水口城

水口城

水口城

水口城

水口城

水口城

櫓(資料館)内部

木造建築で迫力があり、現存する名古屋城の東北隅櫓などと同じような雰囲気のあるものです。

水口城

水口城

水口城

シルエットが美しい櫓

この裏にある 水口高校のグランドが本来の本丸などで御殿があったそうです。

水口城

水口城南口駅

この駅にある駐車場が水口城の見学の際に利用可能とされていますので ここにクルマをおいて水口観光(徒歩)でいくのがじっくり・ゆっくりと出来ます。

水口城南口駅

 

岐阜城天守閣

***立てカンバン引用***ここから

滋賀県指定史跡 水口城跡(みなくち)

水口城は 寛永(かんえい)11年(1634年)徳川三代将軍家光(いえみつ)が上洛(じょうらく)するのに伴い、宿館として築城された。工事は小堀遠州ら作事奉行のもと、幕府直営で行われた。

 構造は平城で、堀に囲まれた本丸とその北側の二之丸からなる。本丸はほぼ正方形で東に出丸をもち、御殿と四隅に櫓を配する。二之丸には管理・警護施設が設けられた。本丸殿舎の建物構成は二条城に類似し、数奇(すき)をこらしたものといわれている。堀には注水抗はなく 今も水のかれることがないなどから 別名 碧水(へきすい)城と呼ばれている。

 家光上洛後は番城として幕府の管理下に置かれ、天和二年(1682年)に加藤氏が入封して水口藩が成立し、その居城となる。なお、本丸殿舎は正徳年間(1711から16年)に撤去されたようである。

 明治維新後は廃城になるが、堀や石垣はよく形状をとどめている。近年出丸部分の修景が行われた。 平成4年3月 滋賀県教育委員会

***ここまで***

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水口城は芸剤歴史資料館となっているのですが 現地には駐車場がありません。

水口城のすぐ近くに水口城歴史資料館の駐車場入り口がありますのでそこにクルマをとめていくことです。交番が目印!

水口城

堀の周囲には気があって 建物は意外と道路からは見えないです。※写真はすぐよこの公園から撮影

水口城

水口城

水口城

***立てカンバンから引用*** ここから

水口は都から伊勢へ通じる交通の要所にあり、中世期後期にはすでに町並みが形成されていましたが、天正13年(1585)には羽柴秀吉の命により水口岡山城が築かれ、その城下町として発展を見せました。

 関が原合戦後、この地を直轄地とした徳川家康は、水口を東海道の宿駅に指定しました。そして家康はしばしばこの地を通行し、宿内の大徳寺などに宿泊しています。

 寛永11年(1634)三代将軍家光は上洛に先立ち、道中となる水口に専用の宿館を築かせました。これが水口城です。 作事奉行には建築や造園、茶道などでしられる小堀遠江守政一(遠州)があたりました。

 平成3年(1991)出丸部分に櫓が復元され「水口資料館として開館いたしました」

***ここまで***

 亀山城同様に江戸から京都へ向かう街道沿いなので 国道一号線沿いは お城はじめ歴史を感じるものが沢山ありますね

現存する戌亥櫓跡の石垣

水口城

その他遺構

町内にある蓮華寺(れんげじ)境内には、御殿の一部が移築されたと伝えられいます。 徳川家の葵のご紋がついていました。

蓮華寺

蓮華寺

二条城にもあるような唐波風のデザインの中に 徳川将軍家の家紋三つ葉葵のご紋があります。これが水口城の御殿の一部だったのかな?

 

その他 水口城について

また 水口には大徳寺というお寺があり このお寺の山門にも 徳川家の三つ葉葵のご紋があります。 ここには鈴鹿神戸城の本多氏の家紋と、同じ立葵の紋を多数みることができますね。

境内のカンバンより引用 ここから***大徳寺と徳川家康との縁は深く、開山のえいよ住職が家康の重臣本多平八郎の伯父だった関係から、家康は上洛に際して水口に宿泊し、家康の家の字と松平の松の字をとって家松山の山号を賜りまた第二世えいよのとき大徳寺の寺号や 香木、寺領などを寄進している。大徳寺の寺紋は、徳川家の定紋である葵(あおい)をいれた立葵であり、山門には、徳川家紋の三つ葉葵が刻まれている。また、石垣は小堀遠州の手法が見られると伝えられている。

***ここまで




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